一級建築士事務所 別枝大輔建築研究所

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RABI HOUSE

少し跳ねた住宅=うさぎ?=RABI HOUSE

狭小地かつ準防火地域に建つ住宅である。

いい家であることを前提条件として、防災対策(特に水災)の考え方を絶対に取り入れることが条件であったため、ピロティを有する住宅タイプにまとめることにした。1階には子供室を配置するのみとし、LDKなどの大部分は2階に持ち上げる計画とした。2階リビングは物理的に生活しにくい(上下動が多くなるため)印象があるので、できるだけ地面を近く感じられるように2階に跳ねて上がれるようにという意味を込めて「RABI HOUSE」と名付け、細部をまとめていった。

この家の大きな特徴は3つある。天井高さ5mになる勾配天井を持つLDK。通り抜けることができるウォークスルークローゼット。寿司屋のカウンターばりの大テーブル。趣向の違う特徴が共存するため、内装デザインはできる限りシンプルなものを採用し、生活の中でさらに特徴が色濃く映し出されるように配慮している。

物件番号
No. 026
竣工年月
2021年12月
延床面積
102.17m²
工法
木造2階建て

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